税金の支払いのためにまだ銀行に行っていませんか。自動ダイレクトで効率化しましょう

自動ダイレクト

自動ダイレクトとは、e-Taxで申告等データを送信する際に、必要事項にチェックするだけで、各申告手続の法定納期限当日あるいは翌営業日に自動的に口座引落しにより納付ができる方法です。

個人の方は振替納税という方法で確定申告の税金を納付している方も多いかと思いますが、その法人版になります。

納付可能な税金

一部納付対象外の税金がありますが、源泉所得税、法人税、消費税など一般的なすべての税金が対象です。

申請等により申告期限を延長している場合など利用できないことがあります。

利用条件

2024年4月1日以降、法定納期限が到来する税金で、法定納期限までに納付する場合

国税ダイレクト方式電子納税依頼書兼国税ダイレクト方式電子納税届出書の提出

事前の手続きが必要です。

ダイレクト納付を利用する日のおおむね１か月前までに、「国税ダイレクト方式電子納税依頼書兼国税ダイレクト方式電子納税届出書」を作成の上、所轄税務署へ、書面で提出する必要があります。

金融機関の登録印鑑の捺印が必要なので書面で提出となっています。

国税ダイレクト方式電子納税依頼書兼国税ダイレクト方式電子納税届出書の記載例はこちらから

税務署及び金融機関において所定の登録作業等が完了すると、e-Taxのメッセージボックスに登録完了メッセージが格納され、ダイレクト納付が利用可能となります。

納付方法

注意点

• 法定納期限当日に自動ダイレクトの手続きをした場合は、納税額の上限があります。法定納期限前に手続きすれば上限は関係ありません。

• 申告期限を延長している場合、本来の申告期限(法定納期限)までに申告手続を行う場合に限り、自動ダイレクトを利用することができます。なお、この場合の引落日は申告期限が延長された日ではなく、本来の申告期限です。

• 期限後申告や修正申告では利用できません